耳寄り情報
2014年09月20日

詐欺を立証するのは難しいです。

高齢者を騙すオレオレ詐欺は一向に減りません。

この前テレビの再現フィルムで全貌をドラマ方式でやっていましたが

非常に巧妙で組織化されていました。

驚いたのは彼らの考え方です。

お金のある人間から取り上げているのだから罪の意識はない。

お金のない人を騙し、借金させたお金を取り上げるより全然良心的と思っています。

厄介なのが詐欺か詐欺にならないか判断するのが難しいケースです。

うちの顧客の方で先に代金を払ってマジェスタのヘッドライトの完成を待っていましたが

当初の予定から三ヶ月を過ぎても完成せず、相手にメールしても体の不調により遅れている、

いま入院しているのでメールできないなどと言い、作成する意思はあるので待って欲しい

と言ってくるらしいのです。

このような人間は立場が悪くなると必ず病気になります。

商品を渡す意思があれば詐欺にはなりませんから、ずるいですねー

お客さんにはそんな人間が作成したヘッドライトは、品質も保証できないから、返金をしてもらう方向で

交渉するようにアドバイスしました。

ずるい人間は言葉は非常に丁寧で親切な印象を与えますからつい騙されてしまうんでしょうね。

警察にいって事情を報告すると言っていましたが、詐欺かどうかはっきりしないと動いてくれないと思います。

私もオークションでポルシェのマグネシウムホイルが相場の半額近い価格で

落札でき、オークションの決まりで代金を先に振り込んだら、その後一行に送られてくることはなく

内容証明郵便を送った相手の住所を尋ねたら、全く違う人間が住んでいました。

その方に『あなたで三人目』だと言われました。

その住民も頭にきていたらしく、私の内容証明を隣の空き部屋のへポストに放り込んでいました。

オークションではは内容証明が宛名不在で戻って来て詐欺を立証しないと返金してくれません。

とにかく面倒です。

明らかに詐欺だと思うものも法律に当てはめるとなかなか立証できないので、泣き寝入りすることが多いんですよね

悪い奴を喜ばすばかりです。