耳寄り情報
2022年08月09日
正確な可視光線透過率測定機はどっち?
フロント3面のガラスの可視光線透過率が70%以上ないと車検は不合格です。
弊社ではTM2000と言う白色LEDを使用した測定器で測定しているのですが、
フィルムをガラスに仮貼りし測定すると、フィルム代理店さんが測定したしたものより10%近く低い数値を表示します。
何故か解らず問い合わせて協議した結果、TM2000と言う測定器は2種類あることが解り
弊社の測定機はUSモデルであることが判明しました。
代理店さんの測定機はTM2000JPということです。
その測定器で何も貼っていないガラスにホログラフィック88を貼っても測定した場合、透過率は1%~2%しか数値が落ちないそうです。
フリントガラスの透過率が80%あれば楽々車検はパスできることになります。
しかし、検査場の測定機は何故か白熱灯を使用していて、我々が使用している物と違います。
相対的に数値が5%位低く表示されます。
いったいどの測定機が正しいのかわからないですが一つ疑問があります。
今の国産の運転席、助手席のガラスを弊社の測定機で計測すると70%~71%と車検パスギリギリラインです。
であれば、検査場の測定機で測定すると65%ぐらいになってしまうのではないかと思います。
ガラス製造会社は70%以上のガラスを制作しているはずなので、検査場の測定機に疑問が残ります。