若者の車離れ
2016年08月03日

ドツト対応フィルムの実力

三代目、トヨタ80系ボクシー、ノアのスライドガラスの両サイドにドット加工されているガラスを使用されてからたくさんのお客さんからご質問を頂きました。

「ドットの部分のフィルムが浮いているのですが?」

「ドットの部分もフィルムを貼るの?」

「ドツトの部分にフィルムを貼ってフィルムが剥がれてくることはないの?」

結論から言うと通常のフィルムは貼ることはできるが綺麗に貼り付かないです。剥がれてくることは殆どありません。

何故かというと通常施工しているフィルムは透明度を良くし、中から外を見たときにスッキリ見えるようにノリの厚みを極力薄くしています。

大体10ミクロンぐらいです。

その為ドットの部分の凸凹にノリが入り込めず浮いてしまうわけです。

ドット対応フィルムは凸凹に糊が埋まりやすいように糊厚を50ミクロンに改良しています。

糊厚を増やしている為透明度は薄い糊厚のフィルムと比べると劣ります。

リヤガラスなどに貼ると後ろが見えにくくなる可能性もあるのでドット部分だけに使用した方が賢明です。

50ミクロンの糊厚でつくられているフィルムでも完璧にドット部分を施工するのは難しいと思います。

片方のガラスは綺麗についているが、反対側は目立たないが、少し浮きがあるなど、パーフェクトは難しいです。

ドット部分の凹凸に違いがあるのか、施工時の外気温の違いなどによっても張り付き方は変化します。

そのへんのことを納得してもらってから施工していますが、確かに通常のフィルムに比べて浮きが目立ちませんのでご理解いただける方は試してみても良いと思います。